秋のロシア公演 5日目

 

5日目 今回の山場、国立図書館での公演はとても緊張するものでした。

サンクトペテルブルクの歴史ある図書館と日本がどう関わっていくかの方向性に

影響を与えるイベントのようで「私でいいの?!」という気持ちもありました。

私の「芝浜」、ロシア人俳優による短歌のロシア語訳の朗読、私の「豊志賀」という

構成でした。字幕と息を合わせること、言語に頼りきらないこと、アクシデントに動じないこと、

沢山の課題を克服する高座ができたかと思います。終演後、字幕のきっかけを担当してくださった

Kさんから98点のお墨付きをもらったので、ホッとしました。

 

 

最終日 インペリアルポーセレンの工場見学をさせていただきました。

製造の過程を見せていただき、説明を聞いていたら、

商品ひとつひとつがとても尊く思いました。大量生産の安価な製品とは違う、

手間のかかった陶器なんだなぁと。

滞在中、サンクトペテルブルクでも珍しい11月の大雪でした。

しかし、雪のサンクトペテルブルクはまた格別の美しさでした。

私は雪の降らない地域の出身ですので「綺麗だなぁ」と独り言を連発していました。

この旅で感じたことは、

1度目はサンクトペテルブルクという美しい街を観に行くことが目的でしたが、

2度目の今回はサンクトペテルブルクの人々に会いに行ったんだと。

私はあくまで旅行者ですし、本当に少しのロシア語しか話せない学習者です。

しかし、そんなよそ者を突っぱねることのないサンクトペテルブルクの街と人々に感謝します。

そしてまた行きたくなる、そんな気持ちでした。

今回、総領事館の方にかなり通訳していただき、

食事とお土産の購入時しかロシア語を使いませんでした。

もっとロシア語がうまくなって、図書館見学や工場見学で説明してくださった方の

話しが半分でも分かるように努力します。

そして、普段私が話したりこうして書いている文章も、翻訳しやすい

日本語を使いたいと思いました。

 


秋のロシア公演 4日目

 

4日目 総領事公邸で帰国留学生意見交換会で一席申し上げました。

この会は日本に留学経験のある方を対象としたので全篇日本語で行いました。

しかし、同じ外国語を学習する者として、非ネイティヴに伝わらない話し方は
よそうと思いました(例えば、主語と述語がはっきりしない、滑舌が悪い、早すぎるなど)

お陰で、他の人の落語(YouTubeで見る)は聞き取れないけれど、

今回はとてもよく理解できたという、お言葉を頂戴しました。

 

大雪でしたので、ホテルから一歩も出ず、稽古をしていました。

ヨーロッパ然としたホテルで不思議な気分でした。

 

 

 

 

 


秋のロシア公演 3日目

 

3日目 終日オフでしたので、カザン大聖堂の礼拝見学、

エルミタージュ美術館と新館の見学、

イサク寺院の展望台と美術館見学をいたしました。

それまで雪模様でしたが、この日は晴れ間が見え、

ただただ美しい街並みに感嘆しておりました。

 

 

マイナス6度くらいでしたが、そんなに寒く感じませんでした。

 

 

インターネットで電子チケットを購入して、専用入り口から入場したので、

開館してすぐの誰もいないエルミターシュ美術館!贅沢でした。

 

 

夏に行った時は改装中で観られなかった新館も見学しました。

日本ではこんな余裕をもって鑑賞できませんね。

 

 

有名な絵ですけど。さらっとある所がエルミターシュ。

 

イサク寺院の展望台は凍えそうでしたが、登った甲斐がありました。

屋根が白くなっている姿も格別です。

 

 

 


 


秋のロシア公演 2日目

 

2日目 日本センター(日本の企業とロシアの企業をサポートする施設)

で行われている、日本語教室を訪問しました。

講師のワレンチーナ先生とは7月の公演で大変お世話になりましたので

再会をとても楽しみにしておりました。

 

今回は授業の後「枕草子の朗読、「寿限無」の解説をリクエストされたので

それらを行いました。お土産をいただいたり、積極的な質問をいただき

とても嬉しかったです。また、私からも生徒さん達に質問をしたり、

有意義で楽しい時間でした。

 

 



夜はユスポフ宮殿の見学、マリインスキー劇場の新館でゲルギエフさん指揮の

トゥーランドットを観劇しました。初めてのオペラ観劇だったのですが、

非常に感動しました。人の声、楽器の音色、すごい迫力でした。

 

 

 


秋のロシア公演 1日目

 

私は7月に初めてロシア(サンクトペテルブルクク、モスクワ)を訪れました。

そして、サンクトペテルブルクの露日友好会館で落語の公演を行いました。

その際、サンクトペテルブルクの人々に大変歓迎していただきました。

また、日本総領事館の方に「11月には日本まつりというイベントがあるから、

その時もぜひいらして下さい」と言われ「もちろんですよぉ」と答えたのですが、

社交辞令という言葉を知らない私はのこのこサンクトペテルブルクを再訪しました。

今回はサンクトペテルブルクのみ6泊いたしました。

 



1日目 日本まつりでは、日本のアニメソングの弾き語り、着物、お茶のレクチャーの後、

落語を披露させていただきました。私は今回ロシア語字幕をパワーポイントで作り

持参しました。ロシア人のお客さんは日本と同じ所で笑ったり、違う所で笑ったり、

思わぬ所でどよめいたりしていました。「芝浜」を演ったのですが、四十二両を

ルーブルに換算した所「おおおおお」とどよめきが起こりました(笑

 

 

11月にはそんなに雪は降らないと伺っていましたが、雪模様。

ライトが雪に反射して、夜景がより綺麗に見えました。

 

 

 

 


ロシア公演 総括

 

私は幼少時より病的なおしゃべりでした。

私の母を知る人は納得し、父と姉を知る人は首をかしげるのです

(つまり母親ゆずり)

 

そんな私は常々「ロシア語を勉強している」「プルシェンコが好きだ」

などなど各所で言い続けていました。

みなさん「なぜロシア?」と話も弾みますし、相手が習っていた、

(もしくは習っている)言語の話なども聴けて話題にはうってつけなのです。

 

そんな中「週刊新潮」さんより『掲示板というコーナーに寄稿して

くれませんか?』というお話をいただきました。

「何かを探しています」という告知コーナーなので、ちょっとした小咄と

「ロシアで落語をやる場を探しています」と書きました。

数週間して、読者のTさんから「同級生がサンクトペテルブルクの

日本センターで所長をしているから紹介しましょうか?」

という、お便りをいただきました。

 

おしゃべり故につながったご縁だと思います。

 

正直、日本センターの所長さんも「落語やらせてください!」

なんていきなりこられたら迷惑だろうな、

実現は難しいだろうと思っていました。

ところが所長さんも大変に親切な方で「総領事館の人にお願いしたから」と

総領事館のKさんを紹介してくださいました。

メールで何度もやりとりをし、座布団をEMSで送ったり、

落語の翻訳を送ったりしました。

そしてKさんは大変美しいパンフレットと安全な高座を作ってくださいました。

そのお陰で、無事当日を迎えることができました。

 

しかし、肝心のお客様はいらしてくださるだろうか?

方々告知してくださってはいたものの、何人の方がお見えになるのだろうか?

不安が拭えませんでした。

 

(ええい、15人だっていいじゃないか。

一生懸命心を込めてやればいいじゃないか)

 

開場時間になり、ぱらぱらと人が集まってきました。

日本センター副所長は日本語教師をされているロシア人女性で、

その生徒さんが40名ほど。

他にも続々とロシア人のお客様が集まってきました。

 

なんとインスタグラムで知り合った、女性が来てくれたり、

前日、空港からホテルに案内してくれたガイドの女性が来てくれたり、

お花やお土産を沢山いただきました。

会場に入りきれない程のお客様です。

 

7月7日の出囃子を私は忘れないでしょう。

 

ーーーーーーーーーーーー

ロシア語でのあいさつ

日本語でのあいさつ、落語について(所作など)

日本語で小咄

ロシア語で小咄

日本語で「初天神」露訳なし

日本語で「まわり猫」露訳あり

踊り「伊勢音頭」「深川」「奴さん」

ロシア語を交えたマクラ

日本語で「締め込み」露訳あり

玉すだれ

質問コーナー

ーーーーーーーーーーーー

 

これで計1時間。自分のできることは全てやった感じです。

日本語を勉強している方も多いとはいえ、

全く分からない方も多かったそうです。

それでも笑い所でよく笑ってくださり、

 

私は、

初めて落語をやった時、

初めてウケた時、

初めてプロになって落語をやった時のような

そんな多幸感に包まれました。

 

質問コーナーでは「三遊亭円朝について」「短歌や俳句について」

など、かなり踏み込んだ質問をいただきました。

 

日本に興味を持っているロシア人のお客様、

日本語を学習しているロシア人のお客様、

そんなお客様ひとりひとりと

 

「どこか通じる」「どこか同じ」

 

どこにでもある気持ちを共有できたのではないかと思います。

 

私の夢、私の目標が達成された瞬間です。

 

新潮読者のTさん、日本センター所長のMさん、W先生、

Kさんをはじめとした総領事館の皆さん。

当日お集りの皆さん。

本当にありがとうございました。

 

また次の目標ができました。

またまた、おしゃべりしながら、実現していきたいです。

 

 

 

 

 

 

 


モスクワ 2日目

 

最終日は「本の博物館」と「国立図書館」へ。

帰りの飛行機が気になりなんとなく落ち着きませんね。

 

 

 

 

 

 

またまた送迎車で「アパースナ!(危ない)」と叫びながら空港へ。

JAL  422 に乗るために、カウンターへ。

 

もう日本。

日本航空のみなさんが総出で対応してくださいました。

そしてプレミアムエコノミーに1000ルーブル(16000円くらい)で

グレードアップ。ビジネスクラスと同じ、検査場を使えるので

スムーズ、スムーズ感動しました。

出国手続きもすまし、空港内でゆっくりできました。

 

 


モスクワ 1日目

 

(わあ!駅前でBOSCOのジャージを着ている方が!!!!)

 

5日目は「赤の広場」、「クレムリン」を

 

 

 

ガイドブックに載っていたより早く開場していたような。

ダイヤモンド庫も兵器庫も観なかったので、

チケットは一番安いものにしました。

 

順路を外れると笛をふかれます。

 

でも順路は書いてありません!

 

 

昼食は革命広場そばのビアレストランで。

もうパンは見たくないという気分だったので

サーモンのサラダとキノコスープを。

相当美味しかった!店の名前をメモしなかったことが悔やまれます。

 

 

午後は百貨店「グム」で友人から頼まれた

BOSCOのジャージ(スポーツやらファミリーやらナン店舗もあるからね)

、インペリアル・フォーセレン(3階はじっこね)のお店で

お買い物。「グム」の雰囲気が最高!

ずっといられる!

でも館内地図とかないからね!

ネットでグムのサイトみたけどないからね!

 

 

 

 

夕方は「ドームクニーギ モスクワ店」で日本のマンガはどんなものが

売れているかチェック。

 

 

世界のアイス祭りをやっていました。

 

 

↑きもかわ〜と一緒に写真を撮るとお金を請求されるそう。

強く腕をつかまれてドン引きしました。

 

「ヨールキー・パールキー 新アルバート通り店」で夕食。

日本人のロシア語講師に同伴してもらったので、脱力。

(女性トイレで楽しい交流があったので、今度話します)

 

帰りに赤の広場を通過。

 

 

 


サンクトペテルブルク 4日目


4日目にしてやっと晴れ間が。

 

 

ロシア美術館へ

 

 

 

とにかく「眼」「眼光」が鋭いというか、

魂があるというか。すごいエネルギーを感じました。

また行きたいです。

 

 

 

 

ただ絵を写真に撮るより観ている人や、誰か人が入ったほうの写真の方が

好きです。

 

 

 

 

 

一番好きな絵。

 

午後は17時15分発のシベリア航空でしたが、13時15分にホテルを

出発しました。念には念を。

サンクトペテルブルクの空港はわりとさっぱりしています。

一路モスクワへ。

 

 

18時40分モスクワ着。そこもまだまだ明るかったです。

交通戦争のようなロータリーを抜け、ホテルに向かいましたが、

運転手のおにいちゃんがシートベルトなし、140キロ、電話片手で

「もはやこれまでか、、」と何度も思いました。

モスクワ民に言いたい

 

「安全運転!」

 

ホテルは「ベストウエスタンホテル ベガ」

ベガの他にも、アルファ?など似た建物があるので注意。

ホテルのサイトと違いすぎて笑いがこみあげてきました。

いや、間違ってない「カメラマンがすごい!!!!!」

撮り方によってこんなに違うのか!!!!!

(90年代というか、ゲームセンターのようなフロント)

 

部屋のアメニティは充実。

 


サンクトペテルブルク 3日目

 

3日目、ホテルの前の「アレクサンドル・ネフスキー修道院」へ。

 

ストールをかぶります。

 

信心している人を邪魔してはいけません。

静かに見学させてもらいました。

有名人の墓地があるそうですが、

そんなにファンじゃないのに行くのもかえって失礼かと思い退散。

 

 

そして、地下鉄「ガスチーニィ・ドゥヴォール」駅へ。

「スパース・ナ・クラビー大聖堂」へ。有名なあの建物です。

浅草寺のような印象です。チケットを購入しバーコードをかざします。

ざわざわしていました。写真撮影OKの教会はざわざわしていますね。

 

 

 

近くのイートインのあるパン屋さんでプレゼント用のパンを大量購入したら

「持って帰りますか?」と訊かれ

「カニエーシナ(もちろん)www」と応えました。

 

 

川沿いの総領事館に挨拶に伺ったら、ものものしくて驚きました。

区役所の窓口をイメージしていたので、

「やばい所に来てしまった」と。

旅行される方はお世話にならなければ、それにこしたことはないですね。

 

 

徒歩で「イサーク大聖堂」の展望台へ、展望台だけのチケットと

改札機があります(正面右)景色が素晴らしかったです。

 

 

 

2号線「ネフスキー プロスペクト」(ネフスキー通り)駅から

「ゴーリコフスカヤ」駅へ。

 

「ペトロパブロフスク要塞」へ。五稜郭みたいでした。

要塞ですね。堅固だなあ。

 

 

ワゴンで売っていたハンバーガーも堅固だったなあ。

お肉の所がシャリっと言いました。

 

 

トロイツキー橋を渡り「マルス広場」「夏の庭園」へ。

 

 

夕食は日本食レストラン「ヤルメン」で美味しいラーメンをいただきました。

 

http://www.yarumen.com/

 


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